押入れ展示「Wave Of Mutilation」
おやすみ帝国の押入れでの、ドローイングのグループ展。
この展示では、鑑賞者の見る行為を認識させようと考えた。
なぜなら、他者を認識することは、自己の中でキャラクターを作ることであって、その人そのものを見ているとは思えないからである。
絵を展示しているが、まず鑑賞者の目に飛び込んでくるのは"絵"ではなく"キャラクター"だろう。
でも、それは表面的なことであって、本当に見て欲しいのは内側(テーマ)の部分。
それは、扉を開けなければ存在を確認できない押入れの空間と似ている。