exhibition

押入れ展示「Wave Of Mutilation」

2018/07/27~09/01

いとうかなみ、なかむらももか、ミシオ

 

おやすみ帝国の押入れでの、ドローイングのグループ展。

 この展示では、鑑賞者の見る行為を認識させようと考えた。

なぜなら、他者を認識することは、自己の中でキャラクターを作ることであって、その人そのものを見ているとは思えないからである。

絵を展示しているが、まず鑑賞者の目に飛び込んでくるのは"絵"ではなく"キャラクター"だろう。

でも、それは表面的なことであって、本当に見て欲しいのは内側(テーマ)の部分。

それは、扉を開けなければ存在を確認できない押入れの空間と似ている。