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絵は、誰かが描く「認識したものの説明」です。 描かれるものに箱に閉じられた物事が含まれることもあります。
それを他者が観る時、共有できないこともあるでしょう。だからこそ、誰かの認識する現実が強く映されると言えます。
情報の消費が目に見えるほど早くなった現代において、共有されないことは無に等しいでしょう。
しかし、誰にも共有されないものも含まれているのが「現実」の本来の姿なのではないでしょうか。
この展覧会は「個としての現実」を取り戻す態度を示すために4名に夜絵の展示を行います。
おやすみ帝国 ミシオ